思わず目をこすってしまいました。
Googleが、Adwords広告のスポンサーに雑誌広告枠を売るというのです。
Googleにとっては、特段新しい営業(人力)が必要ではないわけです。ということは、クライアントの選択肢を増やし、コンシューマのカバー率を広げると考えれば、戦略の意図が見えそうな気がします。
ところで、紙媒体にとってはどうなんでしょう。これまでアドワーズのみに広告出稿していたクライアントが紙媒体にも・・・、と考えると喜ぶべきことなのかもしれません。紙媒体は広告スペースが埋まりさえすれば言い訳ですから、手間のあまりかかっていない手数料の安い、それもネットに徹底してつよい代理店が増えたと考えることもできるのかもしれません。しかし、これまで紙媒体のみを使ってきたクライアントが、ネットに流れ出すことも十分に考えられるわけで、微妙なところもありそうです。
そういえば、3行広告とグーグルマップを連動させるという話もありましたね。
紙メディアの方々は、このニュースをどう捉えるのでしょうか。
コメント
このニュース、奥が深そうな気がします。
私は下記のサイトで知りました。
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2005/08/google_1.html
この織田さん、なかなか面白い視点でネット広告を紹介してくれます。
トールフリーの番号が広告主固有になっており、広告効果をいかに広告主に具体的に提供できるのか、購買へつながるデータが正直ベース(?)であることが好感をもたれることになるのではないでしょうか。
ただ、これも入り口に過ぎず、「その先」をきっとグーグルは考えていると思います。
「その先」とは一体何かというのは・・・思いつきませんが。
Habbyさん、コメントありがとうございます。
いやいや勉強不足でしたw。あちこちのサイトを読んで回ったのですが、トールフリーを使った広告効果向上。pay-per-call広告の活用による小規模なクライアントの掘り起こしなどが肝なのでしょうか。
>「その先」とは一体何か
マップ、ローカル連動の3次元イエローページぐらいしか凡人には思い浮かびません。あと、GoogleTalk辺りが絡むと面白そうかな。
まだまだ勉強することばかりです…。
ネット企業、リアルへ:グーグル、紙媒体に進出
CNET Japanグーグル、紙媒体に進出–AdWordsスポンサーに雑誌広告枠を再販
「ボクあと15年で定年だから」と逃げ腰になっている中高年の方は、考えを改めた方がいいでしょう。ネット企業に「紙」まで奪われたらマジであなたの退職金が無くなりますよー。紙の長所を知っていて、それを生かせるのは私たちなんですよ。