フリパンとか

久しぶりに広告のことでメモしておきたいことがあります。そう新しい話でもないのですが、たまたま新しい広告サービスが2つほど目について、「そういえば、しばらく前にもこんな話があったなぁ」ということでまとめておこうかと。

そのきっかけとなった2つの広告の話題がこれ。

フリパン

フリーパンツの略で、無料会員登録すると毎月7枚のボクサーパンツを届けてくれるというサービス。実物はみたことないけど、どうもそのパンツには広告が入っているとのこと。広告主向けのページを見ると、自分のパンツは、一日平均8回見ているので、広告効果がありますよ、という説明があります。パンツを広告媒体に出来るのであれば、様々なバリエーションが考えられそうですが、「パンツ」というところが重要なのでしょう。きっと。

絶対領域広告

サイトを見ると「ソーシャルメディアに登録していれば広告媒体になれます」という説明が。広告ステッカーを8時間「絶対領域」に貼って、それをソーシャルメディアで紹介してね、という広告のようです。その肝心の「絶対領域」とは、サンプル写真によると、太ももあたり、、、ちなみにサイトには「男性の方の応募は現在お断りしております」と書いてあるので、広告媒体になれるのは女性限定。まぁ、男性が太ももに広告を掲示しても効果がないということですね(笑)

そういえば、もう随分前になるのですが、自分のおでこを広告媒体としてオークションにかける、みたいな話がありました。

おでこに広告、ギャラ385万円!(livedoorニュース)

これもある意味、絶対領域広告?

あと、フリパンに似たようなお話だと、Free Hand Adsという、学生向けに広告付き無料ノートを配るサービスがありました。リンクをたどってみたら、もうすでにサービスはないみたいですが。

Free Hand Ads

どれも非常にシンプルな広告の考え方だと思います。ただ、シンプルな発想を面白く仕立て上げていくための要素がそこにはあります。そして、奇抜さや斬新さだけではなく、市場に共感してもらうための設計と展開の仕組みづくりができています。

それと何より素晴らしいのが実現に向けた行動力。そんなことを考えさせてくれたトピックでした。