オリコミの市場

このブログでも、過去に取り上げたことのある「オリコミ」のマーケット。この大きな市場が、そろそろ動き出しそうだなぁ、という根拠のない胸騒ぎがしています。

2005年12月にDNPのオリコミーオがリリースされたとき、拙ブログではこんなことを書いていました。

エリアターゲッティングの要素が強い折込が、全国的サービスでどこまで伸びていくのだろう。今後この手のサービスが増えてくることは予想できるが、何かもうひと工夫、ふた工夫が必要になってくるはずだ。

「紙」をPCのブラウザ上でそのまま見せることに対する違和感とか、極端に配布エリアを重視するオリコミチラシを、全国サービスとしてまとめることへの違和感とか、その辺りは当時から感じていました。今も、その感覚は、そう変わっていません。しかしながら、4年前と今では、デバイス事情も変わっているし、地域でのメディアのポジショニングも随分変化しています。

ここに、胸騒ぎを感じるわけです。

とりわけ、地方のテレビ局が動き出す辺りに、ローカルエリアにおけるメディア再編というところまで、妄想が広がってしまいます。

しつこいようですが、今のサービスじゃダメだろう、という部分だけは変わらないのですが・・・
この先は、コンフィデンシャルということにしておこうかな(笑)

【参考サイト】

凸版印刷、新潟県域エリアに特化した電子チラシサイト「NST Shufoo!」開設(CNETJapan)
岩手めんこいテレビと凸版印刷,電子チラシサイトを12月1日に開設(ITpro)

北海道新聞×Shufoo(凸版印刷)
河北新報×Shufoo(凸版印刷)

Yahoo!×Shufoo(凸版印刷)

RKB_福岡チラシ