ソースネクストが、面白いソフトを発売します。その名も「ズバリ大安売り」。全国50社、4000店のスーパーマーケットの特売情報を集約、ユーザーは希望する5店舗の特売情報を検索できるのだとか。
さらに、特売品を使ったレシピまで紹介してくれるというから、なかなか使えそうです。大安売り以外の商品まで同時に勧めれば、まるでアマゾンのレコメンデーションモデル。特売はジャガイモだけなのに、勧められたカレーを作るために勧められた高い牛肉を買ってしまったり。アマゾンが生鮮品の取り扱いを始めればこうなってしまうのかもしれません。食材購入履歴と、あらかじめ入力した健康診断の結果から、今日あなたにお勧めの食材、メニューはこれ!とか…。
ところでこの特売情報、情報ソースはコンシューマ(地域特派員)と店舗の広報担当からの提供ということ。広報担当というのはありがちで、もしそれだけであれば、少し手の込んだ電子チラシサイトといった感じです。しかし、コンシューマ25000人が参加するというあたりがユニークです。まさに、コンシューマ・ジェネレイテッド・チラシ(?)とでも呼ぶべきでしょうか。
コメント
テサラックさん、やはりこれ注目ですね。
>コンシューマ25000人が参加
のところですが、肝になるのはソースネクストさんではなく、ナビットさんですね。
ナビットさんは主婦ネットワークをカナリ前から構築されています。そもそも社長が主婦経験あるかたなのでどのあたりが主婦が欲しがる情報なのかをご存知かもしれません。
こういう展開は新聞販売店が困るのではないでしょうか。「チラシが欲しいから今まで取っていた新聞、でももういらないわー」と言われてしまっては・・・。
もしビジネスになるのであれば、新聞販売店網がより付加価値をつけてビジネス展開してもいいとは思いますが。
>Habbyさん
コメント、ご指摘ありがとうございました。
ナビットはすごいですね。次世代ウェブは、意外と「人力」が活躍するのでは?と思うのですが、その際2万5千人のネットワークはモノを言いそうです。
>「チラシが欲しいから今まで取っていた新聞、でももういらないわー」
はじめはその辺りにも触れて書いていたのですが、エントリ直前に3行ほど削除しておりました。シャレにならないので(苦笑)
saygoさん、ありゃりゃ削除してたんですか。
次世代ウェブは人力というか、本当にネチズンが大活躍する時代になりそうですね。
blog技術のおかげでHTML知らなくても情報発信は簡単にできるようになりましたし、各自が発信する情報をまとめるのもやりやすくなった、という印象です。
きっと更なる技術革新があるんでしょう。楽しみです。
そうそうこれですこれです。アナログ的なデジタル。これがとても楽しいし生活者受けもするし業界受けもするはずですばい。
生活者のためになるのはいろいろトライしていくべきです。削除しないで、ピックアップされるモデルを作る側に回りましょうっと。
>Habbyさん
コメント返しが遅くなり申し訳ないです。
技術革新はどちらに向かって進むのでしょうか。最先端を走る方向性と、日常の道具に特化する方向性の2極化が進むのでは、などと考えています。
>わかばやしくさん
コメントありがとうございます。
「生活者受け」はキーワードですね。生活者のためにネットをどう進化させていくか、噛み砕いていくかは重要な視点になってくると思います。
ソースネクスト ズバリ大安売り
折込みチラシをパソコンで見る 「ズバリ大安売り」は、日本全国のスーパーマーケットなどの特売情報がパソコンで検索できるソフトです。 全国約25,000人の特派員が集めたデータを集計 「ズバリ大安売り」で提供される情報は、主婦をはじめとする、全国に在住の「地域特派員..