少し前にも取り上げた、KINGJIMのSHOTNOTE（ショットノート）。ようやく手に入りました。発売翌日が、たまたま東京出張だったので、アポイントの合間に文房具屋めぐりをしたものの、結局、現物に出会うことはできませんでした。それから数日後に楽天、Amazonで買おうと検索したら、売り切れ続出。マーケットプレイスなどでは、４〜５倍の高値で売られているほどで、次回入荷を待とうかと諦めかけていたら、楽天で発見しました、Mサイズ黒を定価（本体価格430円）で販売しているショップを。ということで、本日、北海道のショップから九州へ遠路はるばるショットノートがやってきました（笑）

SHOT NOTEは、一見普通のどこにでもあるメモパットです。ただ、そのメモを、専用のiPhoneアプリ（無料）で撮影、インデックスを付けて保存することができます。撮影の際には、メモ帳の四隅にある専用マーカーを、撮影画面の枠の中に入れてパシャリ。すると、写真のように自動的に背景をカット、定形サイズで保存してくれます。そしてさらには、Evernoteに送って保存できるというところが、また優れものなのです。まさに、こてこてのアナログツールを、いい感じにアナログのままデジタルアーカイブできるというところがいい感じです。

ただ、一点、購入前に過大評価していたのが「OCR」の機能。きれいな楷書を書けば、メモ内容まで読み取ってくれるのか、それはすごい！というのは甘かったようです（笑）。実際には、メモ帳の右上部にある「No（ナンバー）」「DATE」は、インデックス用として読み取ってくれます。でも、枠に沿ってデジタル数字っぽく書く必要があります。注意書きには「黒ボールペンを使用しましょう」と書いてありましたが、普段使っている万年筆のブルーのインクでもOKでした。

前のエントリにも書きましたが、アナログとデジタルを心地良くつなげてくれるツール。文房具ヲタクかつガジェッターの私にはたまらない一品です。新しい企画を考えるとき、必ず大きな方眼紙に落書きするところから始めるので、今度はぜひLサイズを買おうと思います。

ということで、写真はお決まりの（笑）お酒「鬼ころし」とのツーショットです。