最近、スパムコメントがやたら多くて、削除のために自分のブログを、久々にチェックしてみると、前回更新が2月22日。約1ヶ月サボってしまいました。清酒「鬼ころし」のモニターを始めたこともあり(まだモニター期間です)、勢いよくブログを書くつもりだったのですが、、、
この間、仕事も少しバタついていたのですが、何より、大きなショックを受けたのは、3月11日の大地震でした。私は、ちょうど東京出張中で、丸の内のビルの地下でミーティングをしていたときに、地震に遭遇しました。
慌てて外に飛び出し、何が起こったのか情報を得るために見たものがTwitter。これまでも、地震が起こると、タイムラインに書き込みが流れるのを見ていたので、まずはそこでした。でも、直後は、私のタイムラインも混乱している感じで、正確な情報がどれなのか、よくわかりませんでした。そんなときに、路駐しているトラックの運転手さんが、カーラジオのボリュームを上げてくれ、周りに人が集まって聞き入りました。そこで、何が起こり、これから何が起ころうとしているのかを知りました。それからは、余震におびえながら、ビル内のサイネージに映るNHKニュースをただ見ていました。
私は、当日夕方の便で、佐賀に帰る予定だったのですが、それは到底無理でした。
新橋駅で、帰宅困難者の一人になったのですが、土地勘のない者にとっては、どこに行ってよいのかが全く分からないのです。「都立高校や大学が開放されるらしい」 というTweetを見かけても、それがどこにあるかよく分からない。地下鉄、JRは止まっているけど、バスが動いているらしいとのTweetを見かけるけど、近くのバス停が分からない、というような状況で、正直混乱しました。
結局、第一ホテルのロビーに朝までお邪魔して、何とか翌日午後には佐賀に戻ることができました。
今回の経験で改めて考えたのは、あのような状態で、どんな情報が必要でどんな情報が足りないかということ。また、どのツールが便利で、何が使えないかも身を以て体験しました。
それと、インターネットにはずいぶん助けられました。家族と連絡がついたのもskypeだったし、交通機関の情報などを得ることができたのも、やはりネット経由でした。あと、Facebookで「うちの会社にきませんか」と声をかけていただいたりして、そんなコミュニケーションがあったことも、大変心強く感じました。
最後になりましたが、
今回の地震で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
また、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
私にできることは、少しばかりの義援金をお送りすることと、自分の日常をしっかりとやっていくことかなと思っています。少しでも早い復興のお手伝いができるよう、微力ですが頑張っていきます。