九州ジョイントシンポジウムinおおいた2013

9月27日、大分市で開催された九州ジョイントシンポジウムに参加してきました。このシンポは、九州で地域情報化やICT利活用に取り組む6つの団体が一堂に会し開かれるもので、今年で2回目になります。

今回は、オープニングに続き、人材育成、ビッグデータ、情報発信、3つのテーマでのパネルディスカッションが設定され、私は情報発信パネルに登壇させていただきました。

情報発信パネルは、最後ということもあり時間も限られていたので、思いの丈を語り尽くすことはできませんでしたが、各パネリストとチェアの間をつなぐ橋渡し役として、ポイントだけはお話できました。キーワードだけまとめておくと、

・インターネットに頼り過ぎない地域情報化

・地域メディアづくりは地域情報のリデザイン

・リデザインに必要なセンスは、コンテンツ制作・編集力とテクノロジーを組み合わせるスキル

・ICTは目的ではなく手段

・ICT利活用による成功体験をたくさん作っていこう

これらのパネルを受け、九州工業大学の尾家教授が総括をされました。その中で、「情報のリデザイン」をキーワードとして取り上げていただき、これを「情報に命を吹き込む作業」と喩えられました。これは言い得て妙です。単なる情報の文字列を意味のある情報に変えていく作業、まさにパネルのテーマの一つであったビッグデータ解析にも通じていくのかもしれません。

ということで、久しぶりに使用したスライドをシェアしておきます。