誕生日とソーシャルメディア

私事ですが、12月5日、42歳になりました。今年の誕生日のトピックといえば、やはりFacebookに限ります。日付が変わった辺りから、早速メッセージをいただきはじめ、ウォールへの書きこみとメッセージを合わせると、80件ほどの「おめでとう」をいただきました。メッセージをくださった皆さん、本当にありがとうございました。

ちなみに、他のソーシャルネットワークでもメッセージをいただきました。mixiで数件と地元のSNS「ひびの」で数件。また、Facebookではない繋がりでいただくメッセージもうれしいものでした。

ところで、このソーシャルネットワーク上でのバースデーメッセージですが、この手のサービスがスタートしたころから色々な形で提供されていました。記憶では、mixiはプロフィールページに誕生日を告知するバナーが表示され、そのリンクをたどると、メッセージフォームが立ち上がっていたのではなかったかと思います(今はどうなんだろ?)。

自分は、GREEのサービスが印象に残っています(これも今はどうなんだろ?)。GREEでは「よせがき」というサービスで、日記やメッセージの機能以外に独自に準備されていました。2005年、自分が使い始めたころのGREEは、今のモバイル、ゲームをメーンとしたサービスではなく、今のFacebookっぽいビジネスSNSの色が濃い印象でした、というか、私の周りではそういった使い方をしている人が多くいました。そんな比較的濃いネットワークだったこともあり、誕生日の寄せ書きには、仕事上でお付き合いのある人や、同業の友人からメッセージをいただいていました。

ちなみに、2005年12月には、20件ほどの書きこみをいただいています。また、今あらためてサイト内を探してみたら、ありました、ひっそりと。フッターに「よせがき」というリンクがあり、たどると、05年〜09年まで5年間のものが残っていました。GREEも「別のもの」になってしまった印象が強いですが、ちゃんとよせがきが残されているのは、何か嬉しいものです。

反面、Facebookでせっかくウォールに書きこんでいただいたメッセージは、瞬く間にタイムラインの深いところに潜ってしまいました。最近、フローとストックという言葉をよく耳にします。Twitterの登場で、情報のリアルタイム性が注目を浴び、多くのソーシャルネットワークサービスが、フロー型に舵を切っています。ただ、書き込まれる情報によっては、ある期間や瞬間を輪切りにしてストックしておく必要があるのではないか、などとあらためて考えました。ウェブ上の卒業アルバムのようなそんなイメージです。というか、探せばあるのでしょうね、そういうよせがき用プラグインが、、、

さて、来年は、どのサービスでバースデーメッセージをもらうことになるのだろう、というのも興味深いところです。

 

なつかしい!GREEのよせがきから