Winny裁判

Winny開発者の裁判に村井教授が証人として出廷、検察側の主張に異議(INTERNET Watch)

技術的な面がほぼ理解できていないので、この件の是非は論じることができない。しかし、村井教授の

「情報通信の基盤を開発することと、それがどう利用されたかを結び付けて考えられるべきではない。開発すること、運用すること、それがどのように利用されるかということは、分けて考えるべきだ」

という言葉は印象深い。

ある事件の背景で、インターネットがあまり好ましくない使われ方をした場合、あたかもネットの存在そのものが事を誘発したようにいわれるケースがある。インターネットがまだ新しいツールで、利用しているか否かで二分されているからそうなってしまうのだろうか。