ギークとスーツ

ブログを書き始めたころ、このフレーズに出会って衝撃を受けたことがある。多分、梅田望夫さんのブログだったと思うのだが・・・その後、このワードで検索し、随分とほかのブログも読ませていただいた。

これをブログタイトルに、何か書こうと思って、かなり時間が過ぎた。私は、ブログに書きたい(これはあくまで「テサラックのあいだ」のことなのだが・・・)と思ったら、Googleノートブックやクローズドのはてなダイアリーにメモを書き込む。で、それを自分なりに咀嚼し、少し熟成するのを待つのだが、この「ギークとスーツ」だけは、まだ考えをまとめれずにいる。

最近、自分の中の変化として感じていることだが、以前このワードを知ったころは、明らかに「スーツ」的な立場でモノを考え判断していた自分が、時を経て、中庸に立つことを学びつつあると思う。この間、ギーク→スーツという優れた方々とは随分お話をする機会があったが、それが刺激になったのだ。

ただ、この二者のせめぎあいに、ウェブサービスのコモディティ化、マーケットインの思想を掛け合わせることで、さらにアウフヘーベンされた何かが見出せる気がしている。