通信と放送の融合

近そうで遠い「通信と放送の融合」の夜明け(CNETJapan)

確かに近そうで遠い。技術的な面から考えると、これからますます相性がよくなっていくことは容易に想像できる。しかし、そうならないのは、古参VS新参者の構図で、まだ政財界における古参の力が強いからにほかならないのではないだろうか。

数年前に、HEADLINE TODAY(現在のTOKYO HEADLINE)という無料日刊紙が創刊した。古参の包囲網があったかどうかは定かではないが、結局、無料日刊紙の夢はついえた。融合の方法論が多く語られるが、この構図の中ではハードルも高そうだ。これを動かしうるのは消費者ニーズだけかもしれない。