あえてEPIC2014を振り返ってみる

私がウェブと積極的に関わるようになったのが03年。04年にブログを書くようになり、05年はじめには、ミクシィ、グリーなどのSNSに出会いました。同時に、マスメディアにはないネットメディアのポテンシャルを大いに感じ、自身の仕事のフィールドが変わるきっかけにもなりました。

そして、この頃、一部の有名ブロガーの皆さんを中心に、EPIC2014というフラッシュ動画コンテンツが話題になりました。今、見返してみると陳腐な内容もあるけど、当時は「NYTがオフラインに・・・」というくだりに、新鮮かつ恐ろしさを感じずにはいられませんでした。時間が経つにつれ新鮮さは失われてしまいましたが、今でも、時々振り返ってみると色々な気づきを与えてくれます。

デバイスの進化、ソーシャルメディアの多様化という部分では、EPICの未来予測は甘かったのかもしれません。ただ、新聞が唯一の抵抗手段としてオフラインに…という部分は、満更でもないのではないでしょうか。というより2014より前に決断を迫られる状況が訪れるのではないかと、一抹の不安を覚える今日この頃です。