突込みどころが多岐にわたっている話

古川佐賀県知事が、Twitterの自分のアカウントで、原発推進のTweetをお気に入りに入れていたというニュース。今日、47newsに“改めて”掲載されたことで結構な反応があったようです。

原発推進意見が「お気に入り」に 佐賀県知事、ツイッター登録(47news)

内容はともかく、個人的には、ソーシャルメディアを積極的に活用していこうとマニフェストにうたった知事が、(何が直接の原因かは分かりませんが)アカウントを削除してしまったことがとても残念でした。結局は、お気に入りのキャプチャが出まわり、火に油状態になってしまいました。アカウントや書きこみ削除は、何の解決策にもならないことを、誰かアドバイスできなかったのでしょうか。

それと、Twitterのお気に入りは、本当に「気に入ってるTweetをブックマークする」だけの目的で使われてるとは限らないんじゃないか、というのも突込みどころ。これは記事へのRetweetなどでも多く指摘されています。確かに「あとで読む」的なチェックで使うケースも多いのではないかと。

ただ、私があえて突込みどころとして指摘しておきたいのは、「この話って2ヶ月前の話じゃないの?」という点。私は、Twitterのタイムラインに流れてきたJ-CASTニュースで、この事実を知りました。これが7月7日。

佐賀・古川知事のツイッター突然削除 「玄海原発再開」への非難から逃げた?(J-CASTニュース)

それで、期待していた地元紙のサイトが、翌7月8日の掲載。

古川知事ツィッター、投稿激増で中止(佐賀新聞ニュース)

う〜ん、この記事では何とも、、、

それで、2ヶ月以上たった今、「14日にわかった」という記事で再燃。確かに、議会の質問で出たようなので、主語によっては「わかった」ってのも間違いではないのだけれど、さすがにこれは違和感があります。