講演テーマの変遷

ここ最近、色々なところで講演させていただく機会が増えています。テーマは、主に「データ×地域×市民参加」と言った内容。今年に入って、すでに2月14日で3本目なので、私にとってはなかなかのハイペースかもしれません。

ところで、この10年ほどの講演のテーマを、改めて振り返ってみると、手前味噌ながら興味深いものがあります。

2007年〜12年頃は、マスメディアとソーシャルメディアの融合の可能性を語ることが多かったようです。その後、ソーシャルメディアと地域情報化みたいなテーマが増え、この辺りから派生して、ソーシャルメディアマーケティングやソーシャルメディアリテラシーのことをお話しする機会もいただくようになりました。

それが、2014年頃からは一気に、オープンデータとシビックテックみたいなテーマが増えます。使えるデータが増えることで、生みだされる新たな地域メディアの可能性と、それを支える「既存」ではない新たな仕組み作りに、今でも「ワクワク感」が絶えませんし、あーでもないこーでもないと模索している状況が楽しくてたまりません。

 

講演テーマは、業務ドメインの変化ともに少しずつ変わってきていますが、3つだけ変わらない要素があることに気づきます。

・地域からの目線であること

・情報やメディアといった視点

・ボトムアップ型の価値創造を目指していること

この3つだけは、常に持ち続ける立ち位置なんだなぁと再確認した次第でした。

 

さらに「面白い!これは!!」と思ったテクノロジーを掛け合わせると何が起こるのか、引き続き“妄想”を続けていきます。