「オープンであることが新しい」

Android開発ディレクター、ルービン氏がそう語ったらしい。

随分前に、ある方とSNS談義をした際、「SNSで囲い込もうと思うな、オープンなSNSであれ」という言葉が印象深かった。会員制サイトを企業が導入する際のメリットを考えるとき、ともすればユーザデータを集め、それをもとにしたマーケティングビジネス、広告ビジネスだけを考えがちになる。

ただ、すでにSNSはそのモデルを超越したところで進化を始めている。プラットフォーム化することで生まれてくるメリットとビジネスモデル、そんなことを日々考えている。

Androidしかり、OpenSocialしかりだが、Googleがやることは全て「オープン」というキーワードでつながる。そこからはウェブの大きなポテンシャルとそれを存分にいかそうとする彼らの信念が伝わってくる。