ブログ記事を集めたメディアサイトが自由に作れる「edita」（CnetJapan）
EPIC2014では、コンシューマが編集者を選んで情報収集をする時代が予測されていました。
今回、アライドアーキテクツがリリースした「edita」というサービスは、編集スキルをコアコンピタンスのひとつに掲げる既存メディアにとっては、見逃せないものではないでしょうか。
それにしても、以前、何度も書いたように、ほんの少し前に描かれた近未来が、前倒しで訪れているような気がしてなりません。加速度的な環境変化の渦に、正直、戸惑うばかりです。
ただ、それはあくまで技術論的な切り口であって、必ずしも全てがエンドユーザのニーズと合致したサービスとはいえないように思います。時間軸を真ん中に据え、コンシューマのニーズとテクノロジーをつなぎ合わせることを考えたとき、そこに必要なのは、人の手を介した泥臭いアイディアであり、サービスなのかもしれません。
誰かの主観を介することをウリにしたメディア、という意味で、「edita」には大いに注目していきたいと思います。