いまさら、コンテンツ-コンテナ-コンベア

数年前、インターネットが登場したことで情報流通のスタイルが変わる、という文脈で、コンテンツ-コンテナ-コンベア(メディアの3C)というキーワードがよく使われました。最近、この意味を改めて考えたりしています。

以前語られていた、情報を伝えるフォーマット「コンテナ」、情報をユーザーに届ける仕組み「コンベア」が変わるという話は、すでに当たり前の話になってしまっています。それに加えて、今「コンテンツ」自体というか、その生成の仕組みというか、コンテンツとコンテナをつなぐ仕組みが急速に変わろうとしているように感じるのです。以下の2つのトピックは、それを確信させてくれます。

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これが、すぐに既存の新聞やテレビに取って代わることはないかもしれませんが、大きな変化の始まりなのではないでしょうか。

私が、ここしばらくオープンデータに興味をもっているのは、シビックテックへの興味もあるのですが、むしろ、3CのうちのはじめのCの意味が変わるなぁという予感があるからなのです。

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