今、広告業界では、ゲーム内広告(アドバゲーミング)市場が熱いようです。
米国では、2009年までに4億ドル規模の市場が広がるという予測もあるようです。また、国内でも、今年8月末には、そのものズバリの「株式会社アドバゲーミング」が立ち上げられましたし、最近、同社のオプト、ガンホー・モードとの業務提携のニュースも流れました。
しかし、熱いのは広告界ばかりではなかったようです。驚いたのは、REUTERS(英国の通信社)が、オンラインゲーム上に支局を開設するとの話題。開設されるのは、Second Lifeというゲーム(バーチャル世界?)上で、年内には日本語のサービスもβ公開されるようです。
オンラインゲームには、これまであまり興味がなかったのですが、今回ばかりは多少気になってしまいます。
最近のネットビジネスは、こういったよりバーチャルに近い世界でのモデルと、よりリアルに近いところ、実社会の道具として展開させるモデルに分かれるように思います。これは、既存ビジネスモデルの変容を迫られたときに、方向性を探る上で重要な指標になるのかもしれません。
(参考)Reuters,オンライン・ゲーム「Second Life」内にバーチャル支局を開設(ITpro)
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