高校生アイディアソン in おおいた

10月7日、8日、大分県と公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所が主催した高校生アイディアソンの企画とファシリテーションを担当させていただきました。2日間のアイディアソンの設計では、「地域」「データ」「テクノロジー」の3つのキーワードを柱に企画をすすめ、RESASやMESH、MyThingsといった具体的なツールを予習テーマとして設定しました。

アイディアソンには、大分県内の高校生、高専生など約40人が参加。11チームに分かれ課題の抽出から、解決のためのアイディア出し、サービス設計までを行いました。

はじめは、高校生にどこまで“地域課題”に対する意識があるのかや、ICT、IoTやデータを活用するイメージをどこまで描けるかなど心配したのですが、、、完全におじさんの取り越し苦労でした。

彼らは、初めて触るRESASから、大分の若者が県外に流出していることなど、様々な地域課題を見つけ出しました。また、個人ワーク⇒ペアブレストの流れでは、昨年から、地震、大雨などの災害に見舞われた地域でもあるため、防災減災などに関する様々な課題が語られ、自分たちが現場で感じた課題と解決策を共有しました。

11チーム、それぞれの課題解決のためのアイディアは、福祉×IoT、被災地でのボランティアマッチング、高校生の健康維持、中心商店街の活性化など様々でした。正直、初日はどこまでプランをブラッシュアップできるのか心配もしましたが、上手くまとめてくれた印象でした(その分、突飛なアイディアは少なかったかな)。

今回のアイディアソンを、影で支えてくれたのが、地元のIT企業や、大学の先生、自治体職員さんなど先輩方でした。どこまで口出ししてよいのだろう、、、などと試行錯誤しながら、上手くチームメンターを務めていただきました。チームメンターの皆さん、サポーターの皆さんにも、ほんと感謝です。

 

今回、私自身、高校生対象のアイディアソンの企画、ファシリテーションは初めての経験でした。この取り組みにかかわらせていただいて思ったのが、まずは、大分の高校生が連休中にもかかわらず(自発的に!)集まってくれたことの素晴らしさ。そして、そこに関わる地元の大人(先輩)たちのモチベーション。この世代を越えたチームワークが、本当に素晴らしかった。この世代とか所属とかを越えたボトムアップな取り組みこそが、地域の底力になると確信しました。

 

最近、地方創生の流れの中で、いかに地域外から人を呼び込むかといったところにお金やパワーが割かれている印象が強くあります。これはこれで一定理解できるのですが、今回の大分の取り組みを見て感じたのは、その外から内へという地方創生のベクトルだけなく、地元で人材を育て、内からじわじわと積み上げ、作り上げるということの素晴らしさでした。

参加者の一人で、来春から東京のIT企業に就職が決まっている女性が言った言葉が印象的でした。
「私は来年4月から東京に行きますが、5年後には大分に戻ってきて起業したいです!」
かっこよすぎます(^^)

 


※弊社(ローカルメディアラボ)スタッフブログにアップしたレポートを転載しました。