連携しすぎてわけがわかりません

改めて書くようなことでもないのですが、このブログを更新すると、フィードを登録している複数のSNSで、外部サービスを使った自分の日記として表示されます。この仕組みは、SNSを始めた05年ころから、ごく当たり前のサイト間連携機能として、特に意識することなく使っていました。他にも、Flickrからのブログ投稿だったり、ブックマークレットからSBMへのポストなど、便利に使うサイト間連携はたくさんあるし、これぞウェブの良さと言えるのだと思います。ただ、最近のサイト間連携、特にソーシャルメディア間では、これが当たり前になりすぎている反面、コンシューマ側から見た意義とか便利さが説明されていないように感じるのは私だけでしょうか。

私は、気になるウェブサービスはすべて使ってみて、その連携機能なども出来るだけ試してみるようにしています。最近だと、Instagram→Tumblr→FacebookだとかSteply→Facebookだとか。もう少し複雑になると、Myspace→Facebook→mixiという3つのSNSの連携だったりもします。そして忘れてはならないのがTwitter。Twitter連携はあちこちの様々なメディアが採用しているので、Tweetすれば、あちこちのサイトにそのつぶやきが表示されているはずです。

でも、あちこちを繋ぎすぎていると、「そういえば、mixiでのつぶやきは、どこに表示されるんだったけ、、、」などと、こんがらがってしまいます。連携の仕様次第では、ひたすら投稿がループしてしまうのではないか、とか変なところが気になってみたり(苦笑

自分の場合、(使いこなせているかどうかは別として)情報発信に使うサービスは様々ですし、受信するサービスも様々です。また、この受発信自体が、ユーザーによって十人十色だとすると、とんでもなく複雑なコミュニケーションの接点が生まれてしまいそうです。実際に、自分のTwitter上でのつぶやきに、mixi上でたくさんのレスを頂きながらログインするまで気付かない、といった経験もあるわけです。このように、コミュニケーションの接点が整理されていないが故のもどかしさ、みたいなものを感じることが増えたように思います。

TwitterやFacebookといった、巨大なソーシャルサービスを連携させたほうが、情報流通のスケール感を演出できるし、それ自体は何ら否定するものではありません。しかしながら、サービス連携による効果とユーザーエクスペリエンスを、少し整理してみることで、もう少し効率的なコミュニケーションが可能な、ソーシャルメディアの次のフェーズが見えてくるのかもしれません。

まずは、連携を全部クリアにし、どれとどれを連携させたら、どう便利なのかを整理してみよう!と思ったけど、すでに、どことどこが連携しているのかさえ分からなくなってたりorz