ひとつ前のエントリで予告したとおり、「地域メディアを再構築しよう!米子合宿」に参加してきました。
私は、「地域を取り込むデジタル戦略」というコマで、少しだけお話をさせていただきました。使用したスライドは、このブログ内にアップしているので、気が向かれた方はご覧ください。ご質問、ご意見などもいただけるとありがたいです。(こちらに)
さて今回の合宿、「自身の立ち位置の再構築」というテーマを掲げたのですが、再構築とは行かないまでも、自分が何を再構築しようとしているのかが明確になった気がしています。それは、ひと言でいうと、既存の、地域内における情報流通の枠組みの再構築ということになるのかもしれません。新聞(地方紙)、ローカル局、CATV、フリーペーパー、そしてウェブサービスを活用した取り組み、どれも情報の媒介役としての「メディア」なのですが、どういうわけか、マスメディアと地域メディアとか、デジタルメディアと既存メディアみたいな二極構造で語られてしまいがちです。実は、この観点こそ再構築が必要なのかもしれません。
次世代の地域に必要不可欠なメディアを考えるときに、「地方紙こそ、、、」「地域SNSが、、、」「デジタル放送で、、、」と、既存の枠組みをベースに論議していること自体、ユーザオリエンテッドではないのだなぁ、と。
Googleさん曰く、「ユーザに焦点を絞れば結果は自然についてくる」、のだそうです。
【参考リンク】
「地域メディアを再構築しよう」米子合宿に参加中(ガ島通信)
開催報告「地域メディアを再構築しよう!米子合宿」(地域SNS研究会)
「地域メディアを再構築しよう!」米子合宿(今日も何かを忘れたようだ)
重み増す地域メディアの役割と意義・米子で合宿討論会(日経メディアラボ)