新聞記者ブロガー「ガ島通信」さんが、所属の新聞社を辞める、とブログのエントリーで宣言されました。マスコミ人ブロガーとしては草分け的存在だった同氏の決断に、同じ業界に籍を置く一人として複雑な気持ちを抱きながらも、エールを送りたいと思います。
ガ島さんのそのエントリーには、数々のコメントがよせられ、トラックバックしてエントリーを立てる方も多いようです。コメントの中には、カナロコ編集部からのものもありました。ホームページをブログ化し話題をよんでいる神奈川新聞「カナロコ」の編集部がコメントされているあたりに、新聞業界の苦悩と新時代の草創らしきものがうかがえるように思いました(苦悩もしていない業界にガ島さんは怒っていたのだと思いますが…)。本当にいろいろなことを考えさせられます。
ニュースを真剣に論じ、マスゴミ批判にも真摯に応え、時には業界のジレンマに耐え切れず叱咤のエントリーも、一記者、新聞社員として書かれてきました。あらためて、これまでのチャレンジに敬意を表したいと思います。また、これからの新しいフィールドでのご活躍と、ブロガーとしてのご活躍を祈ります。
コメント
『ガ島通信』さんの「さよなら新聞」宣言。
年代的にも近く、何かと話題に絡ませていただいていた『ガ島通信』さんが衝撃の告白。
既にあちらこちらで話題になっているようです。
「記者ブログ」がそこここに散見されるようになり、その旧態依然とした能天気ぶりからブログを辞めざるを得なくなった例は数例有名な
ブログをしていると組織を辞めたくなるのかも
私がもっとも注目しているブログの一つ、ガ島通信さんが衝撃のエントリー「いろいろ考えた末に会社を辞めることにしました」のだそうです。
フリーになって職探しだそうですが、家族の方から「就職先を決めてから辞めるならまだしも無責任すぎる」「甘い!」と厳しく言われましたと言いながら、(笑)などという突っ込みも書けていらっしゃるので、理解はされているのだと感じました。
理由などはおいおい書いていただけるのだそうで、楽しみ(?)にしていますが、まあガ島さんの今までのエントリーを見ていると、納得のできる理由はあるんだろうなあ、と勝手に想像しています。
余計なお世話ですが、そんな…
辞めるということ
Blog上だけでなく、労連の青年女性部などでもお世話になっている「ガ島通信」さんが、勤務なさっている会社を辞められるそうです。よく決断されたと思うと同時に、行き先を決めずに辞められるということに一抹の不安を感じます。
実は何を隠そうこのわたしも、昨年の
ガ島さんが新聞社を辞めるそうです。
私もお世話になっている、マスコミ系人気ブロガーガ島通信さんがブログ上で会社を辞めることを表明されました。私も記者ではないながら、同じ地方紙内部に身を置く者としてガ島さんの活躍と苦悩をダブらせながら見てきました。ガ島さんのエントリは時に若くて危ないなと感じることもありましたが、励まされ、考えさせられ、そのお陰で私もこんな感じで続けられ、さまざまな方と知り合う機会をいただきました。本当にありがとうございます。
そしてとうとう情報のガダルカナル島から一歩踏み出される訳です。いつかはこんな日が来るのではないかと思っていましたが、意外なくらい早い展開に驚いています。次の一手を決めていないとお…
ガ島通信について
ガ島通信さんが新聞社をお辞めになると言う.ブログによって自らと対話し,来訪者と対話し,自らの行く末を決める彼のようにわたしもなりたいと思う.僭越ながら,王維「送別」(グスタフ・マーラー作曲・交響曲「大地の歌」)を贈りたい.
「ガ島」さんにふられた
記者ブログの先駆け「ガ島通信」さんが、会社を辞めるそうです。
いろんなブログで話題になっているので、やはり注目されていたようです。それはそうでしょう。
新聞にある危機を言葉にし形にできる、貴重な人ですから。
それにしても「さよなら新聞」と言われると、私個人がふられてしまったような感傷に陥ってしまいます。
ガ島氏は私と同じ学年で、誕生月もひと月違い。同じ、地方紙記者ということで、ブログでの活躍を期待してきました。
最近も、新聞労連での活躍をまぶしく見ていたところです。
一度、ガ島氏と飲んだことがあります。文章そのままの熱い人です。私の同僚は、初対面でい…
ガ島通信さんの「さよなら新聞」
彼とは一度しか会ったことがない。それでも、ススキノで数時間、杯を重ね、その後も何度かメールのやり取りをする中で、ずいぶんと近しい感じを持ち、同時に、こういうことがあるかもしれない、それもそう遠くないうちに、とぼんやり考えていた。
ガ島通信さんのことである。
私がまたも風邪で伏せっていた間、3月4日午後4時に、ブログ上で「さよなら新聞」というエントリをされ、退社宣言を出してしまったのである。そのエントリを「ひまネタ」に分類しているところが、いかにも彼らしい。
彼の人物像は、おそらく多くの人が感じられている通り、である。すなわち、ブログ「ガ島通信」の多くの書き込み、とりわけ…
ご挨拶もせず、いきなりTBを送ってしまい、たいへん失礼しました。いろんな方のブログを読ませてもらいながら、ずいぶんと自分自身の幅が広がっているように思います。これからもどうぞよろしくお願いします。
高田さん、ご丁寧なコメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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ネットは新聞を殺すのかblogの湯川さんが、憤っている。 地方新聞の記者の立場に
藤代裕之〜裸の駄々っ子(1)
ガ島通信を読んでいない人達に送る、ほんとうのガ島通信。