このブログでも時々キーワードとして書く“俯瞰”。昨日、YOMIURI ONLINEに掲載されている殿村美樹さんのコラムを読んで、すごく共感したのでメモしておきます。
YOMIURI ONLINEのコラムのタイトルは、
“地方自治体の「おもしろ動画」がもはや笑えないワケ”。
長文なので、詳しくは、ぜひサイトをご覧いただくとして、、、最近の地方のプロモーションを見ていて、いつも感じる自分の違和感を見事にまとめられているなぁと思いました。
一言で言うとこの部分
本来の目的だった「地域ブランド」の構築が、なおざりになってしまっているのです。
元の記事を読む
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170406-OYT8T50031.html?page_no=4#csidx93d796835aeed00817dc3816573819e
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恐らく、パフォーマンスを重視するあまり、本質である“ブランド資産”を伝えきれていないということなのでしょう。
PVや、YouTubeの再生回数をKPIに設定することで、本来のKPIが見えなくなっているのかもしれません。
殿村さんは、NHKの番組で、“視点をずらすことの大切さ”を語られています。
私もたくさんの地方PR案件を担当させてもらう中で、つい内輪受けに陥りそうな場面を何度も経験しました。その時、思い返すようにしているのが、一度視点を変えて“俯瞰すること”なのです。
派手なだけでない、息の長い地道な地方のプロモーションに取り組んでいきたいものだと、再認識した次第です。