ぐんまのやぼう

しばらく前にFacebookでは紹介したことがあったのですが、ブログにもアーカイブしておくことにしました。随分と征服もすすんだので(笑)

あちこちのメディアで、既にたくさん報じられているので、この「ぐんまのやぼう」が何者なのかはご存じの方も多いはず。群馬県の特産品のネギとキャベツとこんにゃくを収穫して、それで得たローカルマネー「グンマー」で隣県を制圧し、全国を群馬県にしていくというゲーム。iPhone、Androidのアプリで無料配信されています。「ひまつぶし」コンテンツとして、県内の市町村の形を当てるミニゲームや、パズルのように並べられた市町村を「市」「町」「村」に仕分けしていくミニゲームなどが準備されています。「なんとくだらない、、、」と思う方もいらっしゃるのかもしれないが、これがやり出すとなかなかはまる。そして何より、「群馬」のことが気になってしょうがなくなるのです(笑)

「え〜っと、群馬ってどこだったっけ」から始まり、サファリパークがあるとか、群馬ダイヤモンドペガサスという球団があることを知ったり、草津が群馬であることを再確認したり、、、(ごめんなさい群馬のみなさん)。

このアプリ、あまりの人気ぶりに、ゲームセンターの景品として取り扱われるようになったり、開発者が観光大使に任命されたりと様々なトピックがネット上にもあふれています。対抗して「逆襲のとちぎ」もリリースされたのだとか。何というか、「ぐんまのやぼう」を取り巻く人たちが繰り出すネタとスピード感が素晴らしいと思うのです。

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私も職業柄、インターネットを活用した地域資源のブランディングなどを考える機会が多いのですが、ついつい肩に力が入り「公式」のようなものを探そうとしてしまってハッと我に返ることがあります。

地域の資源がそれぞれなら、その周りにいる人もそれぞれ。これを、どこか一つのフォーマットで括ろうとすることには、少し無理があるのかもしれません。ビジネスとして考えると、ついついフォーマット化をしたくなってしまうのですが、インターネットがもたらしたベクトルというのは、それとは違う方向を示しているのだろうなぁと思った次第です。出る杭がたくさん出てくると、打つ方も楽じゃない、そんな状況が生まれるのが理想なのでしょう。そんなことを考えさせてくれた「ぐんまのやぼう」でした。

最後に、

ぐんま大好きになりました(行ったことないけど)。
さがでも何かやらかしたいなぁ。

 

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