ブログにはコメントが必要か?

ブログにはコメントが必要か?必要だ–そしてその理由(TechCrunchJAPAN)

TechCrunchのライターなど3人が、ブログのコメント欄を閉じたという記事。その理由は、荒らしやスパム、過去記事へのコメントの対応の難しさ、コメント欄自体が記事の趣旨とは違った盛り上がりを見せること、これらの3点だということです。

実は、数カ月前に、このブログのコメント欄も、どう運用していこうかと考えたことがありました。ただ、私の場合、コメント欄が昔ほど盛り上がることもないし、どちらかというとスパム対策の目的と、Facebookコメントプラグインで代替えできるのでは、という考えでした。でも、結果的には、90日より前のコメント欄は自動的に閉じるようにしたものの、コメント欄自体は残しました。せっかくブログには、コミュニケーション手段が準備されているのに、あえて、Facebookというハードルを設ける必要もないのかなと考えたのです。もっとコミュニケーションが盛んになると、どこかにそれらをまとめたいという運営者側の意図も出てくるのかもしれませんが、、、

TechCrunchでこの記事を書いた方は、コメント欄は必要とした上で、運用の工夫として以下の3点をあげています。

・コメントの執筆を認証制にし一定数以上のフレンドやフォロワーのある者に限定する
・一定期間を過ぎた記事にはコメントできないようにする
・記事のページとコメントのページを別にする

その上で、コメント欄が機能することで、ブロガーは、謙虚で正直で正確になるのだ、と締めていますが、これは確かに一理あります。実際に、私の場合、インターネットの世界に情報発信することの意味とそこに伴う責任について考えさせてくれたのはブログのコメント欄でした。これらが、ソーシャルネットワーク上で機能しないことはないとは思うのですが、少し質が異なるもののような気がします。

これは、はてなブログが始まる際に、近藤社長が自らのブログで書かれた「ともだちだけが社会じゃない」というところに通じるのかもしれません。