「文字」文化の隆盛?

最近、文字や活字を読む機会が格段に増えた。
仕事柄、朝出勤前に一応新聞に目を通す。新聞協会が発表した平均閲読時間(約30分)には及ばないが、とりあえずページを繰り見出しをザーッと見ると、興味深い記事だけを拾って読んでいく。この作業に15〜20分(本当はもっとじっくり読むべきだろうけど…)。

出勤後、まずPCを立ち上げメールを開く。10〜15本のメルマガに目を通す。これも新聞と同様にインデックスに目を通し、興味深いものはそのサイトをおとずれ、もっと知りたくなるとその話題の企業などのHPを訪れる。

そんなこんなで、無駄な作業まで含めて、メールチェックが終わると、次にRSSリーダーを立ち上げる。日頃から読んでいる30ほどのブログの更新状況をチェックし、そのタイトルをまずチェックしていく。「面白そう!」と思うものがあると、また同じように深みにはまって、リンク先まで徘徊する。

さあ仕事に取り掛かろう…としていると、eheadlineのニュースティッカーに新しい話題が飛び込む。

さらには、上記の作業を繰り返す中で知る書籍も多い。これは読んでみたいと思うと、WEB上で注文したり、図書館の本を検索してみたり…。

こんな作業を毎日毎日繰り返すようになって、まだそれほど長くならない。ブログの世界に足を踏み入れた昨年夏くらいからのことだ。

高速インターネット環境は、ここ最近ものすごい勢いで普及している。「ブロードバンド環境下では、動画コンテンツが主流になっていくんだ」と一昔前に何度も聞いた。確かにレンタルビデオに変わるものがすでにウェブ上でビジネスとして成り立っていたり、各メディアのHPも、競うように動画ニュースを流してたりと、随分動画コンテンツも増えてきた。

しかし、少なくとも私はここ数ヶ月、映像メディアに接する機会が減り、「文字」「活字」に接する機会が明らかに増えた。ビジネス文書を書く以外、文章らしいものを書く機会はあまりなかったのに、これだけ毎日文字を書きたくなる。

ウェブログの隆盛とともに「文字」に依存する人たちが増えているような気がするのは、私だけ?


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