日曜日, 7月 5th, 2009
リクルート、「R25式モバイル」「L25mobile」を7月30日で終了(CNET Japan)
リクルートは、R25式モバイル、L25mobileの2つの携帯サイトを、7月30日で閉じることを発表しました。ITmediaによると、理由は「モバイルよりPCサイトに広告を出す広告主が多いため」とのことですが、それだけで、月間1億3000万PVのサイトを閉じるということが、素人目には理解しがたいところがあります。
話は変わりますが、最近、既存メディアを中心に、ウェブ上のコンテンツはこのまま無料でいいのか、というような問題提起が再燃している感があります。もともと多くの既存マスメディアの媒体展開として、携帯サイトは月額課金、PCは無料というねじれの構図がありました。コンテンツやターゲットの明確な差別化でもあれば理解もできるのですが、デバイス側の理屈に引きずられていたところも否めない気がします。
そんな中で、例えば、月額2100円で記事全文が読める日経産業新聞のモバイルサイトや、有料で全紙面をブラウザ上で閲覧できる東奥日報電子版のような、オンラインメディア課金サービスが出てきました。逆に、産経新聞のiphoneアプリや、47news iphoneアプリに代表されるようなコンテンツ無料提供モデルも出てきました。
ここで重要なのは、ユーザ視点で情報収集の5w1hを想定し、さらにマネタイズモデルを掛け合わせてみることなのだと思います(ビジネスの慣習だとか、政治的なスパイスが必要かどうかは分かりませんがw)。リクルートの判断は、そういった所に起因しているのかもしれません。
いずれにせよ、パッケージであれマイクロコンテンツであれ、生活者が、有償であっても消費したいモノであるか、という所こそが、時代を超えた共通認識なのでしょう。
とか言いながら、最後にこのモデルをじっくり見届けなきゃ、ということで、「R25式メルマガ」にあわてて登録してみました。朝夕届くメルマガは、見事に、小気味よく情報がパッケージングされています。これほどまでによく出来たメディアを閉じざるをえないというところに、今後のコンテンツビジネスのヒントが隠されているような気がしてなりません。
Tags: mobile, メディア, リクルート
Posted in つぶやき程度 | No Comments »
土曜日, 6月 6th, 2009
最近、パソコンの勉強を中心に活動する地元シニアのグループ「シニアネット」に、よく顔を出しています。インターネット講習会をしたり、パワーポイントの楽しい使い方をアドバイスしたり、少しでも自身の知識が役に立てばと思い、ほぼ趣味で活動しています。
そこで気付かされたことがあります。実は、みなさんパソコンの中に入っているアプリケーションは、officeから動画編集まで結構使いこなされます。画像、動画編集に関しては、スキルの低い私の方が教えてもらうくらいです。ただ、インターネットになると、正しく幅広い知識をお持ちの方が、まだまだ少ないように思います。お話をうかがっていると、どこかに「怖さ」を感じている方も多いようで、そういった外部(メディアなど)からインプットされた情報が、大きなハードルになっていることを感じます。
デジタルデバイドを考える中で、年代による格差は大きな要因としてピックアップされます。そして、この大きな原因は、ウェブの世界を楽しく便利に使うという経験の少なさ、触れる機会の少なさからきているように思います。
本当に、ユビキタスな時代を目指すのであれば、インターネットにかかわる様々な人たちが、こういったところに、もっと目を向けるべきではないかと思います。それも、型にはまった講習会ではなく、ユーザ視点でかゆい所にきちんと手が届く取り組みが必要なのでしょう。
またこれは、情報と人を有機的につなぐという視点からすると、既存メディアもその一端を担うべきだと考えています。
Tags: シニアネット, メディア
Posted in つぶやき程度 | No Comments »
木曜日, 5月 21st, 2009
新型インフルエンザが、国内でも本格的に広がり始めました。
今日は、八王子や川崎で患者が確認されたこともあって、テレビニュース番組でも大きく取り上げていました。某番組では、東京都の記者会見も含め冒頭からの30分以上の時間を割く力の入れようです。今朝のワイドショーでも派手に特集をしていましたし、新聞も、連日大きなスペースを割いて取り上げています。確かに、これまでに例をみないインフルエンザウィルスが見つかった訳だし、感染力も強いということなので心配です。感染が一人でも少なくすめばいいと思うし、社会の機能に大きな影響がでなければいいな、とも思います。
ただ、新聞やテレビの報道に、少しばかり冷静さを欠いた「祭り」っぽさを感じてしまうのは私だけでしょうか。センセーショナルな見出しやコメントばかりが躍り、本当に生活者に伝えるべき情報を伝え切れていないような違和感を覚えてしまうのです。こういう時こそ、既存メディアの情報収集能力と編集、整理、そして判断のスキルが発揮されるべきなのに、果たして今回、それが十分に生かされているのでしょうか。また、「マス」を標榜するメディアが、より多くの生活者に必要とされる整理された情報をとどけることが出来ているのでしょうか。
冬場のインフルエンザ(季節インフルエンザ)との冷静な比較はできてるか、新型に効くとされるタミフルやリレンザの副作用問題は完全に解決していたか(今回、すこし曖昧になってないか)、弱毒性なのにこれほどの騒ぎになっているのはなぜ、どんな症状だったら発熱コールセンターに電話すればいいの?・・・・・・・・・
とか書いていたら、政府広報のCMがテレビで流れてきました。
シンプルで最低限必要なこういった情報が、マスメディアの報道では埋もれているような気がしてなりません。今朝のワイドショーを見ながら感じたのは、自身で事を大きくし自身で収束を図ろうとしているような印象で、肝心な部分の本当に必要な情報を伝え切れていないというところでした。
お前が言うな、という話かもしれませんが、こういった部分を自省し、情報を集め最適化し伝えることの根本的な意味を考えていくべきなのだと痛感しています。
Tags: メディア
Posted in つぶやき程度 | No Comments »