私立文系と国立文系

年初には、今年はたくさんブログを書こうと思っていたのですが、ふと気づくと1月が終わろうとしています。まだ正月気分のエントリが一番上に来ているのはまずいだろうと、ちょっと昨日考えてたことをメモしておきます。

私が、大学受験をしたのは、もう20年以上前のことになります。記憶をたどると、私の通った高校では2年生から、国立文系、私立文系、理系の3つのパターンでクラス分けされていたと思います。私は、国立文系だったのですが、どういう訳か女子率が高く、男子10人、女子30人とかの割合で少し嬉しかったり、とこれは別にどうでもいいことですが。

国立文系と私立文系のカリキュラムの違いは、数学に力が入るかどうか。国立だと共通一次(最後の共通一次を受けた世代ですw)があるので、数学もできないといけない。一方私立では、受験科目が、国語、英語、社会(歴史とか地理の選択制)なので、数学は形ばかりの授業、こんな感じでした。

実はこのシステム、非常に合理的なシステムだったのだなぁと、昨日、改めて考えていました。目的がはっきりしているので余分なことはやらない、という潔い割り切りは、とかくビジネスの面でも必要になる判断だったりします。たとえ、数学を追求することで哲学的思想が増幅され多様な視点が養われようが、それは私立文系合格に必要なミッションではないわけで、不必要なのです。

だんだん、回りくどく嫌らしくなってきたので、まとめに入ると、、、

既存マスメディアは、いっそ私立文系を選択してみてはどうかと。
そろそろ、数学を捨てて、国英社の3科目で徹底的に一流を目指すことも、選択肢として準備してもよいのでは、と考えた次第です。きっと、これまで徹底的に追求してきた(かな?)フィールドに特化することで見えてくる道があるのかもしれません。強みを最大化する努力は、そう無駄ではないように思います。

私は、まだ数学の奥深さというか、限りない魅力を捨てれないので、国立文系を目指すことにしようと思いますが(笑)