会員認証API

はてな、会員認証APIを外部に開放(ITmedia News)
ペパボが会員認証APIを外部に開放(ITmedia News)

最近、会員認証APIの公開が続きました。
APIを使ってサービスを開発する側としては、開発の手間が省けること、既存会員に自社サービスをアピールすることがメリットなのでしょうか。API公開側としては、ユーザデータベースにより多くのデータが集積されること、自社の認証を通過して使えるサービスが増えることなどがメリットなのでしょうか。

SNSやCMSツールの隆盛で、会員制サイトは増える一方です。しかし、ユーザ側としては、多くの会員制サイトのログイン、パスを覚えておくことはかなり大変なので、もしこれらが、どこかのプラットフォームで一括管理できたら便利です。そうなると、ユーザは信頼の置ける、プラットフォーム1ヵ所に登録することになるのでしょう。

これからは、小規模の会員制サイトを独自に構築するよりも、会員制サイトのプラットフォームを目指すか、どこか信頼おけるDBのAPI活用を考えた方がよいのかもしれません。Googleアカウント・・・YahooID・・・考えただけでもゾッとしますね。

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3 Comments

  • わかばやしく

    2006 年 6 月 15 日

    ユーザは信頼の置ける、プラットフォーム1ヵ所に登録することになるのでしょう。
    →そんなユーザーのひとりです。いつもパスワード忘れてマース。

  • MAO

    2006 年 6 月 15 日

    >ユーザは信頼の置ける、プラットフォーム1ヵ所に登録することになる

    この「信頼のおける」ってところがミソですね。賢いユーザならば、特典やポイントなどには惑わされないかも知れないが、大多数は有名で大きなところへ流れそう。そこが善意で、信頼できるところでもやはり一箇所に任せるってことはリスクが伴う。

    便利さとリスクの天秤でどうするか、悩むだろうな。

  • saygo@管理人

    2006 年 6 月 15 日

    >わかばやしくさん
    コメントありがとうございます。
    そうそう、60数ヶ所のSNSに出入りしていると、もう何がなんだか分からなくなります(笑)

    >MAOさん
    コメントありがとうございます。
    確かに、「信頼のおける…」がミソだと思います。ただその信頼できる相手が誰なのかは、個々のユーザで違うんですよね。ネットの普及を時間軸において、ユーザの価値観がどう変わっていくのかを推測するしかないのでしょうか。難しいです。

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