WEB2.0って一体・・・

ここ最近、WEB2.0についての見解をあちこちで見かけます。CNETJapanでは特集も組まれていたし、Yahoo!も2.0を意識した動きが目立ってきました。CNETJapanのトラックバックをたどってみても賛否あるようですが、にわか仕込みの知識だけでは理解しがたいことも多く、首を傾げることもしばしばです。

しかし、梅田望夫さんのブログMy Life Between Silicon Valley and Japanの「Web2.0の本質は何だろう」というコラムを読んで、少しだけ謎が解けてきたような気がします。
中でも、この辺りがキーワードになるのでしょうか。

・ネットに本来備わっている「開放性」よりも、さらにいちだんと開放的である
・その連中の力を侮らず、警戒感よりは信頼感のほうにより重きを置いた発想
・ネット全体の「資源の有効利用」を促す
・ネット上の「不特定多数無限大」の「個」とネット列強にとって、「Web 2.0」は明らかにプラスである

どうしてもWEB2.0の話になると、最先端の技術的な話になってしまうようですが、上記のように考えると非常にシンプルです。

これからはWEB2.0の考え方が、技術者や一握りのイノベーターたちの論議の種ではなく、実際の便利な道具として具現化されていくのでしょう。これまでネットと縁のなかった人たちがその世界に触れたとき、簡単で、便利で、リアルな生活に役立つものとして、そんなサービスが存在するのかもしれません。

また、WEB2.0の論議には、次世代メディア構築のヒントが隠されているように思います。新聞2.0ってどんなもんなんでしょ。


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