古きものが死に瀕している。でも誰も来るべきものを明確に見出せない。それがテサラック。

コンテンツ課金?

2010 年 2 月 18 日 – 1:57 AM | by saygo

アップルと出版社、「iPad」の雑誌と新聞コンテンツ提供で交渉難航か–英報道(CNETJapan)

最近、新聞業界界隈では「コンテンツ課金」が旬な話題だったりします。ネット上にコンテンツを流しトラフィックを稼いでも、単純に広告モデルが成り立つほど甘いものではなかった、という反省もあって、「情報は無料ではない、情報収集にもお金がかかっているのだ」という理屈で巻き返しをはかろうとしているのです。これは、国内だけではなく海外でも。

スマートフォンや、AmazonKindle、ipadといったデバイスは、この流れに勢いをつけるのは間違いないのですが、何か、発想の起点がずれているような気がしてなりません。冒頭で引用したトピックも、そのずれが根底にあるのではないかと、、、

これからの情報ビジネス(メディアビジネス)は、これまで通りのコンテンツをこれまでの感覚でパッケージングし、単純に配信する先のデバイスを多様化させることで成り立つほど簡単なものではないはずです。それこそ、顧客情報をメディア側が管理するのか否かというような、既存のメディアビジネスの常識を壊すところからリスタートする必要があるのではないでしょうか。

その起点となるのが、質の高いコンテンツ(現状どうかは別として、、、)であることは疑わないのですが、そのコンテンツを売るという単純な発想ではなく、コンテンツ配信の仕組みまで含めてビジネスとして成り立たせる、という視点が重要なのだと思います。当たり前の話なのですが、、、

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Google docsのテンプレート機能

2010 年 2 月 16 日 – 12:00 AM | by saygo

最近、Googleの話題といえば、やはりBuzzでしょうか。プライバシーの問題だとか、Googleさんはソーシャル系のツールは弱いみたいとか、かなり辛口のコメントも目立つようです。確かに、自分のリテラシーの問題なのだとは思いますが、いつの間にか数人をフォローしていることになっていたりして、Buzzのスタートには少し戸惑いも感じました。

それはおいといて、今日の話題はGoogle docs。

GoogleDocsにすごーく便利な「結婚式準備テンプレート」登場(TechCrunchJapan)

Google docsは、ミーティングや企画のメモとして日頃から使っていますし、最近、カンファレンスの申し込みでGoogleフォームが使われてたりするので、よく使うGoogleツールの一つです。でも、これまでテンプレート機能を使いこなしたことはありませんでした。機能の実装は2008年7月ということなので、もう1年半も前のリリースだったのですね、、、その昔は、新しいウェブサービスを懸命に追いかけて、とりあえず使ってみることをモットーにしていただけに、少し情けない気もします(苦笑)

今回のリリース、表面的には、新しいテンプレートの追加に過ぎません。ただ、ここがキモだと思うのです。

Googleは結婚式の情報ブログ、StyleMePretty.comと提携して、それぞれのテンプレートについてプロの結婚式プランナーによるアドバイスが読めるようにしている。

ウェブ上のツールは、単に便利な機能として存在するだけでなく、コンシューマ向けサービスとして、日常のニーズに組み込まれていってこそ、本来の価値を表現できるものだと思います。Googleさんが、これだけのバックボーンと多くの機能、ポテンシャルをもって、コンシューマ向けの様々な既存サービスと融合しはじめると非常に強力なのではないでしょうか。個人的にも、かなり興味のあるフィールドだったりします。

Buzzの展開もその辺りの視点が重要になってくるのかもしれませんね。

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「必要なのは、担当者の人間力」

2010 年 2 月 9 日 – 11:58 PM | by saygo

Twitter上でちょっとした騒ぎになったUCCのプロモーション問題。直後から、多くの方が評論されているので、あえて書くつもりもなかったのですが、CNETで紹介されていたUCC上島珈琲の対応、反応が素晴らしかったので、少しだけログに残しておきます。ことの経緯はCNETの記事でよくわかります。

「必要なのは、担当者の人間力」–UCC上島珈琲がTwitterのPR活動で得た教訓(CNETJapan)

ボットを使って無作為にキャンペーン情報を到達させた、というところが今回糾弾された点なのですが、その辺りのプロモーション手法の問題というのは、Twitterに限らず往々にしてあることなので、旬なツールだったが故に騒ぎが大きくなってしまったことには、若干の同情さえ覚えます。

ただ、この経験から生み出されたコメントが素晴らしい。以下引用すると

「Twitterを利用するにあたり、ユーザーがどんな反応をするのか細かく見ながら最初は人力で試すべきだったのだが、机上の想像だけで企画して、反応を見ることをせずに一気に機械化してしまった。つぶやきを1個1個聞きながら、丁寧にお客様とコミュニケーションするものであって、担当者の人間力が必要だということを痛感している」

最近、マスメディアによるプロモーションの行き詰まり感もあり、ソーシャルメディアを上手く取り入れてメッセージの訴求をはかり、さらには顧客とのエンゲージメントを深めていこうとする手法が多くなりました。ただ、いつも違和感を感じるのは、ソーシャルメディアの使い方がマスメディア的発想に支配されていることです。人数やPVなど「数」の指標を、ソーシャルのキモであるリレーションシップに優先させてしまうというか、そんな場面をよく見かけます。

今回の一件で、UCCさんはそのキモに気づかれたのでしょう。例えそれがプロモーション用の一過性のアカウントであっても、ボットで効率化をはかるだけではなく、その中にいる「人」が重要だということ。そして、そのコミュニケーションで生まれるリレーションシップこそがブランド資産になっていくということ。

ソーシャルメディアマーケティングのきほんの「き」でありながら、忘れられがちなところなのかもしれません。

明日は、UCCの缶コーヒーを買いますよ(笑)

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