タグ : Google

Google docsのテンプレート機能

最近、Googleの話題といえば、やはりBuzzでしょうか。プライバシーの問題だとか、Googleさんはソーシャル系のツールは弱いみたいとか、かなり辛口のコメントも目立つようです。確かに、自分のリテラシーの問題なのだとは思いますが、いつの間にか数人をフォローしていることになっていたりして、Buzzのスタートには少し戸惑いも感じました。

それはおいといて、今日の話題はGoogle docs。

GoogleDocsにすごーく便利な「結婚式準備テンプレート」登場(TechCrunchJapan)

Google docsは、ミーティングや企画のメモとして日頃から使っていますし、最近、カンファレンスの申し込みでGoogleフォームが使われてたりするので、よく使うGoogleツールの一つです。でも、これまでテンプレート機能を使いこなしたことはありませんでした。機能の実装は2008年7月ということなので、もう1年半も前のリリースだったのですね、、、その昔は、新しいウェブサービスを懸命に追いかけて、とりあえず使ってみることをモットーにしていただけに、少し情けない気もします(苦笑)

今回のリリース、表面的には、新しいテンプレートの追加に過ぎません。ただ、ここがキモだと思うのです。

Googleは結婚式の情報ブログ、StyleMePretty.comと提携して、それぞれのテンプレートについてプロの結婚式プランナーによるアドバイスが読めるようにしている。

ウェブ上のツールは、単に便利な機能として存在するだけでなく、コンシューマ向けサービスとして、日常のニーズに組み込まれていってこそ、本来の価値を表現できるものだと思います。Googleさんが、これだけのバックボーンと多くの機能、ポテンシャルをもって、コンシューマ向けの様々な既存サービスと融合しはじめると非常に強力なのではないでしょうか。個人的にも、かなり興味のあるフィールドだったりします。

Buzzの展開もその辺りの視点が重要になってくるのかもしれませんね。

〝クチコミ〟のこととか・・・

随分前の話のような気さえしますが、google.co.jpのページランクが、Google自らのペナルティにより下げられるという出来事がありました。これに対し、多くのブロガーの皆さんが、Googleのスタンスやペイパーポストの是非、クチコミマーケティングに関する論議を繰り広げられました。

既に、ブログやメーリングリストを通じ、議論が尽くされた感もあります。また、WOMマーケティング協議会設立準備会世話人を務められている徳力さんが、数回のブログエントリを通じ、非常にわかりやすく整理していらしゃいます。その上に新しい見解を示すような大層なことはできないのですが、私なりの記録として少しメモをしておきたいと思います。

まず、今回の一件では、Googleさんが自らに制裁を科したというショックと、サイバーバズさんの対応のまずさがあって、話が少し複雑になったような気がします。ペイパーポストとクチコミの話が一緒くたに論議される部分もあったのでは?と感じました。逆に、その辺りを差し引いて考えると、ポイントが絞れるのではないでしょうか。

一つ目のポイントは、徳力さんや他の皆さんもおっしゃっている部分で、情報を発信する側に、受信者であるコンシューマを欺こうという意思があるかという部分だと思います。ステルスの要素が強いと、某ファーストフードのプロモーションのように、バレた時の気まずさ、嫌な感じが残ってしまいます。

二つ目のポイントは、「クチコミ」の担い手、インフルエンサーがアマチュアであることだと思います。プロであればいいというわけではないのですが、何らかの対価を得て特定の商品やサービスのプロモーションをするにあたって、〝PR〟と、受け手が分かるように表記するといった約束事がある、さらに発信者側にもこの明確な意識がある、というところが大事なのではないでしょうか。情報を発信する側の説明責任みたいなものかもしれません(既存メディアが、かなり微妙なところまでハードルを下げようとしていることも否めないのですが・・・)。

ただ、一つこの辺りのことを考えていて、自分の中で消化不良を起こしていることがあります。例えば、ステルスの性格が強いプロモーションに触れたコンシューマが、その商品、サービスにすごく満足した場合はどうなのだろう、というところです。さらに、ここを起点にクチコミが広がる可能性は十分にありますが、その場合は正当なクチコミということになるのでしょうか。

であれば、クチコミをマーケティングの一手法と捉えるよりも、ユーザー体験に基づいた現象と捉えたほうが、しっくり来るような気もします。クチコミなんて、起こるときは自然発生的に起こるものだから、これを意図的にに操作しないようにしましょうね、というところが、結局のところ落としどころなのでしょうか。

う~んダメだ。堂々巡りだなぁ。

Google Mobile App

Googleの新しいプロダクトは、いつも好奇心をかきたててくれます。
11月19日にローンチされたサービス「Google Mobile App」も、例に漏れずワクワクさせてくれます。

最も、気になるサービスが音声による検索。(国内では?)デフォルトでオフになっていますが、設定画面でオンにすると普通に使えます。ただ、まだ英語のみの対応で、アメリカ英語のアクセントに最適化されているとの注意書きもあります。と、書かれていると余計に試してみたくなるもので、早速試してみました。まず、英語がからきしダメな私が一言目に恐るおそるつぶやいたのが「Google」。なんとベタな(笑)。でも、何とか認識していただいたようで、検索結果がちゃんと出てきました。そこからは、まさしく自分の英語力のなさを露呈しまくりで・・・、でも、いい勉強の機会と思い、暇を見つけては格闘しています。

ところで、昔から好きなSFドラマの一つに「スタートレック」があります。何だか、今の我々の生活からは想像がつかないスケール感が大好きなのですが、そのドラマに毎回出てくるシーンが、人とコンピューターとの会話です。ピカード館長が、自分の部屋にもどり、「コンピューター、バーボンをロックでくれ」としゃべりかけます。すると「ピ~ピ~、最近ガンマーGTPの数値が高いようです。今日は水割りにされてはいかがでしょうか」と返事をするわけです(セリフはダミーですが・・・)。で、仕方なく水割りを飲む、といった場面です。

今回、Google Mobile AppをインストールしたiPhoneに向かってしゃべりかけながら、そんなスタートレックの世界を、リアルに身近に感じました。普通に、音声認識+サーチエンジン+リコメンデーション+α(ココをどう考えるかがキモなのだけど・・・)があれば、スタートレックの世界はすぐにでも実現できそうです。亜空間通信とかワープとかは見当がつかないけど(笑)

お役所も言っている「ユビキタス」というのがそんな世界なのだろうけど、そのワクワク感を、体感、実感させてくれたのは、Googleさんでした。恐るべし。

グーグルに広告を出したのに効果がない???

「グーグルに広告を出したのに効果がない」–弁護士が広告掲載手法を巡って提訴(CNETJapan)

リーダーで見出しを見たときは、広告効果を巡る争いのことかと、つい釣られてサイトに行ったのですが、よく読んででみると、広告掲載手法についての争いだったようです。

要は、パークドメインやエラーページにアドワーズが表示される可能性について、Google側から十分に説明がなかった、ということのようです。

釣られついでに、少し広告効果の話を・・・
マス広告の場合、広告効果をある一定の指標を持って、明確に可視化、数値化することは、なかなか困難なことです。ただ、これに対し、ウェブ広告は、実際アクションにつながっているか、どれほど情報が伝播しているかという所までの数値化は難しいにせよ、明らかに閲覧、クリック、場合によってはアクションまでの可視化が可能です。

確かに、あらゆる広告媒体は、異なるメディア特性を持っているわけで、一括りに「広告効果」を語ることはできません。しかしながら、可視化、数値化の精度や可能性がより高まっていることは疑いようがありません。

このニュースの見出しは、若干釣りっぽかったけれど、広告効果を巡ってクライアントと媒体社や広告代理店の間で争いが起こりうる時代が来るのかもしれません。

新聞広告でも、ある基準に基づき数値化された広告効果に添った、広告料金が支払われる時代がくるかも、と考えるとゾッとします。

ただ、その効果を分かりやすく、クライアントの戦略に見合わせて説明、次の戦略、戦術を提案するコンシェルジュがもっと活躍する時代がくるのではないでしょうか。広告代理店さんこそが、本来そういう仕事をしていらっしゃるのだとは思いますが・・・。

アップルとグーグル

アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者を読みました。

タイトルから、すごいセンセーショナルな内容を期待してしまっていたのですが、どちらかといえば〝おさらい〟的な内容だったように感じました。これまでも、散々この2社の取り組みには注目してきたので、漠然と思っていたことが、きちんと体系だてて整理できたという意味では価値ある一冊だったと思います。

ただ、毎日Cnet、JapanInternetComなどのIT系メディアや、アルファな人たちのブログなんかを追っかけている人は〝おさらい〟だと思って読み始めたほうがいいのかもしれません。

一方で、日本企業、特にバブル以前から、さほどビジネスモデルが変わっていない企業の経営陣には、ぜひ読んで欲しい一冊です。ブランディング、バリューチェーンなどへの認識が変わり、パラダイムシフトへ向かうきっかけになるのではないでしょうか。そういう意味では、既存マスメディアの経営陣にぜひ読んでいただきたいところです。

いずれにせよ、この2社は、今後の日本のビジネスフィールドでより大きな影響力を発揮するはずです。特に、日本のインターネット文化の特徴でもあるモバイル分野では、目の離せないというより、台風の目になりそうな存在です。やはり、この辺りを眺めると、Google+Amazon=Googlezonではなく、Google+Apple=Googleppleのほうがポテンシャルを感じてしまいます。

ところで、「本」の話に戻りますが、シルバーの装丁がすごくクールだったのですが、持ったときのべたつき感がすこし気になりました(私だけ?)。「ipodTouchには指紋がいくらつこうが、誰も文句は言わないだろ」というのと同じ、良い意味での作り手の哲学、プロダクトアウト戦略なのかな(笑)

WANとGoogle

メディアパブで、世界新聞協会(WAN)とGoogleの話題が紹介されていました。再びコンテンツクリエーターの権利を尊重するようにと、WANがGoogleに抗議文を出したのだそうです。

このブログでも06年8月に、「WANが検索エンジンに対価を求めていく方向性を持っている」と紹介したのですが、正直、「まだ言ってるの?」という感が拭えません。ちょうどその頃、日本の新聞業界内でも「新聞社が全社一丸となって検索系ポータルに記事をクロール、インデックスさせなければ、ネット上でも記事有料化モデルが構築できる」などという乱暴な論議が一部で展開されていたことを思い出します。

今、新聞に求められていることは、自分たちのポジションや価値観を変えることなく、インターネットから対価を得る小手先の戦術を練ることではありません。情報流通の仕組み自体が変わっていることを再認識し、新聞の相対的価値変化を受け入れたうえで、メディアビジネスを再構築すべきなのです。
当たり前のことなのですが強み弱みを再確認し、インターネットも道具として最大限に活用しながら組み立てなおすというごくシンプルな作業を、スピード感を持ってやればいいのだと思います。

実際に、ここ1年くらいの色々な新聞社の取り組みを見ていると、こういった観点で戦略を推し進めた新聞社が一定の成果を残しているように思います。

流れを堰き止めることに無駄な労力をかけるより、流れに上手く乗る方法を考えるべきです。ただ、乗り遅れた分をどう取り戻すのかという大きなハードルはあるのだと思いますが、そこから目を背けるほど愚かな行為はないのではないでしょうか。

Google Local Media?

「Google News」の“地元版”、英語圏で開始(INTERNET Watch)

Google Newsの地元版が出たというので、早速見てみました。
試しに、Advanced news searchからシカゴの郵便番号をセットしてみると、Chicago TribuneやChicago Daily Heraldなど地方メディアのニュースが、カテゴリごとに整理されて表示されます。

今のところ、このサービスは英語版だけのようですが、今後は他の言語にも広げる意向なのだとか。恐らく日本語版がスタートする日もそう遠くはないでしょう。

これらが、モバイルやデジタルテレビ(セットトップボックスの噂はどうなったのかな?)に展開すると、便利なサービスになりそうです。

まだ、GoogleNEWSには収益モデルが確立されていません。ローカルメディアは、このGoogleの展開の数手先を読み、アライアンス手段を見出していくべきなのではないでしょうか。