古きものが死に瀕している。でも誰も来るべきものを明確に見出せない。それがテサラック。

Archive for 6月, 2009

変革を急ぐことの危うさ

土曜日, 6月 13th, 2009

長い年月をかけて築き上げられた組織を、ドラスティックに変えようとすることがいかに難しいのかを、最近よく感じます。個人の思考のキャパシティが、急に2倍、3倍にならないのと同じように、組織のタスク処理能力もそう簡単には変わらないようです。

そんな中、急激な環境変化が起き、対応を迫られるとどうするか。変わりたくないという欲求、習慣を守りたいという欲求と、変わらなければならないという欲求が同居すると、軽いパニック状態に陥るのかもしれません。その結果、都合よく生み出してしまう戦術が、自己を顧みないままに新しいことに手を出してしまうという誤った判断なのでしょう。

本質を見極めないまま、新しいことにむやみに手を出すのは、「暴走」にほかなりません。まずは、周囲を見渡して、自分のポジションと役割を確認し、必要なものを残しながら、無駄をそぎ落としていく。その上で時間軸を意識しながら戦略を練り、戦術を落とし込んでいく、そんな作業が必要なのでしょう。

このあたりの当り前で単純な作業が、古い組織ほど苦手なのではないでしょうか。
漠然とした話ですが・・・

シニアネットに教わること

土曜日, 6月 6th, 2009

最近、パソコンの勉強を中心に活動する地元シニアのグループ「シニアネット」に、よく顔を出しています。インターネット講習会をしたり、パワーポイントの楽しい使い方をアドバイスしたり、少しでも自身の知識が役に立てばと思い、ほぼ趣味で活動しています。

そこで気付かされたことがあります。実は、みなさんパソコンの中に入っているアプリケーションは、officeから動画編集まで結構使いこなされます。画像、動画編集に関しては、スキルの低い私の方が教えてもらうくらいです。ただ、インターネットになると、正しく幅広い知識をお持ちの方が、まだまだ少ないように思います。お話をうかがっていると、どこかに「怖さ」を感じている方も多いようで、そういった外部(メディアなど)からインプットされた情報が、大きなハードルになっていることを感じます。

デジタルデバイドを考える中で、年代による格差は大きな要因としてピックアップされます。そして、この大きな原因は、ウェブの世界を楽しく便利に使うという経験の少なさ、触れる機会の少なさからきているように思います。

本当に、ユビキタスな時代を目指すのであれば、インターネットにかかわる様々な人たちが、こういったところに、もっと目を向けるべきではないかと思います。それも、型にはまった講習会ではなく、ユーザ視点でかゆい所にきちんと手が届く取り組みが必要なのでしょう。

またこれは、情報と人を有機的につなぐという視点からすると、既存メディアもその一端を担うべきだと考えています。