Archive for the ‘素人マーケティング’ Category
木曜日, 3月 5th, 2009
随分前の話のような気さえしますが、google.co.jpのページランクが、Google自らのペナルティにより下げられるという出来事がありました。これに対し、多くのブロガーの皆さんが、Googleのスタンスやペイパーポストの是非、クチコミマーケティングに関する論議を繰り広げられました。
既に、ブログやメーリングリストを通じ、議論が尽くされた感もあります。また、WOMマーケティング協議会設立準備会の世話人を務められている徳力さんが、数回のブログエントリを通じ、非常にわかりやすく整理していらしゃいます。その上に新しい見解を示すような大層なことはできないのですが、私なりの記録として少しメモをしておきたいと思います。
まず、今回の一件では、Googleさんが自らに制裁を科したというショックと、サイバーバズさんの対応のまずさがあって、話が少し複雑になったような気がします。ペイパーポストとクチコミの話が一緒くたに論議される部分もあったのでは?と感じました。逆に、その辺りを差し引いて考えると、ポイントが絞れるのではないでしょうか。
一つ目のポイントは、徳力さんや他の皆さんもおっしゃっている部分で、情報を発信する側に、受信者であるコンシューマを欺こうという意思があるかという部分だと思います。ステルスの要素が強いと、某ファーストフードのプロモーションのように、バレた時の気まずさ、嫌な感じが残ってしまいます。
二つ目のポイントは、「クチコミ」の担い手、インフルエンサーがアマチュアであることだと思います。プロであればいいというわけではないのですが、何らかの対価を得て特定の商品やサービスのプロモーションをするにあたって、〝PR〟と、受け手が分かるように表記するといった約束事がある、さらに発信者側にもこの明確な意識がある、というところが大事なのではないでしょうか。情報を発信する側の説明責任みたいなものかもしれません(既存メディアが、かなり微妙なところまでハードルを下げようとしていることも否めないのですが・・・)。
ただ、一つこの辺りのことを考えていて、自分の中で消化不良を起こしていることがあります。例えば、ステルスの性格が強いプロモーションに触れたコンシューマが、その商品、サービスにすごく満足した場合はどうなのだろう、というところです。さらに、ここを起点にクチコミが広がる可能性は十分にありますが、その場合は正当なクチコミということになるのでしょうか。
であれば、クチコミをマーケティングの一手法と捉えるよりも、ユーザー体験に基づいた現象と捉えたほうが、しっくり来るような気もします。クチコミなんて、起こるときは自然発生的に起こるものだから、これを意図的にに操作しないようにしましょうね、というところが、結局のところ落としどころなのでしょうか。
う~んダメだ。堂々巡りだなぁ。
Tags: Google, マーケティング, 口コミ
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火曜日, 12月 9th, 2008
実は、数ヶ月前からこういうタイトルのブログエントリを数回に分けて書こうと思いながら、未完のまま公開できずにいます。問題点を整理し、自分が思い描くローカルメディアビジネスの方向性をコンパクトに、しかもポジティブにまとめたいと思っているのですが、これがかなり苦戦しているのです。
そんな中、苦悩に追い討ちをかける「特集」が、週刊ダイヤモンドで組まれました。タイトルは、「新聞・テレビ複合不況~崖っ縁に立つマスメディアの王者」(週刊 ダイヤモンド 2008年 12/6号)。
ここ1~2年、マスメディアのビジネスモデル崩壊を予測する(業界にとって)衝撃的な本の出版や、雑誌の特集が繰り返されました。それらは、マスメディアの旧態依然としたビジネスモデル、経営体質から、やがて訪れるであろう窮地を予言した内容が多かったように思います。その構造的な問題に、世界的な金融不安が追い討ちをかける状況下での今回の特集。私にとっては、これまでに読んだどの書籍、雑誌よりもずっしりと重くのしかかりました。これまでのモノがボディブローだったなら、今回のモノはトドメの一歩手前の有効打といった感じでしょうか。
内容に深入りすればするほど、ポジティブでいられなくなりそうなので(笑)、まず、さらりと感想を。
前回の特集「新聞没落」も、なかなか鋭い内容でしたが、今回は、「新聞・テレビ」という、オールドメディア両巨頭をひと括りにしたことで、「マス」メディアのビジネスモデルの限界が、より明らかにされています。さらに、新聞に限っていえば「〝押し紙〟にメスを入れる新聞業界」、という構図が新しい視点として目をひきました。この辺りの背景にあるファクターといういう意味では、記事化されていない部分、もしくは取材が及んでいない部分も多いかとは思うのですが、全般的には細部まで取材されているし、業界のありのままが、見事に書かれています。むしろ、ここまでの論拠を準備した同誌編集部には頭が下がるし、皮肉にも、広告費ではインターネットに抜かれたといわれている「雑誌」という媒体の魅力、可能性を、改めて感じることになったというのも事実です。
話は変わりますが、8日、新聞業界にとって大きなトピックが舞い込みました。
米メディア大手、トリビューン破産申請か LAタイムズなど発行(MSN産経ニュース)
ビジネスモデルがどうこうということではなく、もっと本質的な何かが問われ始めたのだと思います。そして、このうねりは、決して海の向こうの話ではないということが、前述の特集を読めば明らかです。
Tags: media, 新聞
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木曜日, 8月 23rd, 2007
百式さんのエントリにビビッときたのでクリップ。
学生に広告つきのノートを毎朝配る『Free Hand Ads』
最近、広告を含む色々な情報を、コンシューマにどう効率よくリーチさせるか、またネットによるリーチやコンバージョンと、どう効率よく関連付けていくか、に頭を悩ませることが多くなりました。
ネットメディア関連の仕事をしていると、インターネットの普及率や携帯によるウェブアクセスのデータなどを根拠に、メディア展開プランを考えることも多いのですが、ローカルエリアでは「実感」がついてこないことも多いような気がしています。そして、その溝を埋めるヒントが、このエントリにあると思うのです。
やはり、「手渡し」が持つポテンシャルは大きいし、これを上手く絡めることで、ウェブメディアの幅がもっと広がるのでは・・・、などと考えています。
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