古きものが死に瀕している。でも誰も来るべきものを明確に見出せない。それがテサラック。

Archive for the ‘つぶやき程度’ Category

さぁ!2009年始動です。

月曜日, 1 月 5th, 2009

新年あけましておめでとうございます。

2009年、年頭のエントリということで、何か気の利いたことをと考えたのですが、正月ボケからのリハビリ中につき、月並みですが抱負めいたことを書き残しておこうかと思っています。

このブログは、2004年末にseesaaでスタート⇒レンサバを借りてMTに移行⇒Wordpressに移行と、素人がプラモデルを作る感覚でシステムをいじりながら、思いついたことを書き進めるといった感じで運営してきました。それにしても4年間、新聞の中の人として、好き勝手に書いてきました。業界内の人が読めば面白くない思いをされるようなことも書いてきたかもしれません。でも、そろそろ、このブログにも新たな方向性を吹き込みたいなと考えたりしています。

前置きが長くなりましたが、2009年は、「ローカル」と「ニュートラル」という2つを、自身の活動のキーワードにするつもりです。「ローカル」は、これまでの行政区を基準とした地域とは少し異なる概念です。むしろ経済圏や生活圏といった、人々の生活、行動に起点をおいたローカルを考えてみます。この視点と情報の媒介役であるメディア、そして一層コモディティ化するであろうインターネットをどう組み合わせていくかを、日々の思考に盛り込んでいきます。

次に「ニュートラル」ですが、辞書を繰ると(検索すると)、『いずれにも片寄らないさま。中立的。中間的。「―な物の見方」(Yahoo!辞書~大辞泉)』とあります。昨年読んだ本の中に、このブログでも紹介した「明日の広告」がありますが、この中では、「メディアニュートラル」という特定の媒体に依存しない広告コミュニケーション手法が紹介されていました。この影響か、身近に「メディアニュートラル」という言葉を聞く機会が増えたように思います。ただ、どうもしっくりこないのは、特定の媒体に軸足を置いて、もっと言えば既存の枠組みの保身のためのキーワードとして、「ニュートラル」が使われているからです。クロスメディアという言葉も同様に感じます。と、この辺りは書き始めると長くなりそうなので、また追々ということで。

ただ、情報の受発信にパラダイムシフトが起こっているとすれば、真にニュートラルな立場から、既存の枠組みを超越した視点から眺めておかないと大事なものを見失うのでは、という思いが、昨年の後半くらいから強くなっています。

さて、「ローカル」と「ニュートラル」から何が生まれてくるのか、何を生み出すことができるのか。2009年を激動、かつ自身の新たな一歩を踏み出す年にすべく、年頭からワクワクしています。どういったスタイルになるのかは分かりませんが、昨年に引き続き、ここだけは変わらないポリシーとして持ち続けなければ・・・。

ユーザーに焦点を絞れば、「結果」は自然に付いてくる。(Google が発見した 10 の事実より)

ということで、皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

Tags: ,

空白の意匠

火曜日, 12 月 16th, 2008

とある広告関係の書籍を読んでいると、その中で松本清張氏の短編「空白の意匠」が紹介されていました。最近、ビジネス書以外読んでいなかったのですが、どうしても気になって手にとりました。

この作品は、小さな地方新聞社と大手広告代理店の力関係が見事に描かれています。また、新聞社内部の、報道と営業の価値観の違いからくるせめぎあいなど、根の深い問題も、短編の中で見事に描写されています。

とある新薬の広告と、その新薬による事故の記事が、同日の紙面に掲載されます。広告は、大手代理店経由で掲載が決定したもの。記事は警察発表が、ほぼ、そのまま記事になるのですが、舞台となった地方紙は、他紙よりも詳細で具体的な内容で報道します。しかし、その新薬と事故の因果関係がないことが科学的に証明される、というところから話が急転します。

大手代理店の担当は怒り心頭で、その広告主どころか、この新聞社との全ての取引を停止すると脅しをかけてきます。このままでは、新聞の広告スペースを真っ白のまま発行することになってしまう、さぁどうする、という苦悩が襲いかかります。

この状況下で地方新聞社の営業を支配しているのは、その代理店の扱いが停止することイコール新聞社の経営自体が傾くこと、という恐怖感だけです。これを阻止できるのであれば手段は選ばない、というところが生々しく伝わってきます。ここには、広告の役割だとか、その効果だとか、編集権の独立だとか、ジャーナリズムだとかそんな発想は一切ありません。とにかく、スペースを空白にしないこと、大手代理店の機嫌をこれ以上損ねないことしかありません。

ところでこの短編、初版が1973年だそうです。作品の中にもでてくる、東京出張の際に夜行列車を使うシーンなどが時代を表しています。それから35年。インターネットの時代になり、広告ビジネス周辺もメディア周辺も大きく様変わりしました。ただ不思議なのは、35年前の作品であるにも関わらず、一部の描写を除けば、妙に生々しく、昨日今日のことのように感じらてしまうことです。中の人にとっては・・・。

Tags: , ,

心を入れかえて再出発(笑)

月曜日, 9 月 8th, 2008

エントリが1ヶ月あいてしまいました。書きたいことがないわけではないし、ここしばらく話題には事欠かないはずなのですが・・・。

その一つの原因は、書く場所が増え続けているということでしょうか。
ブログを書くようになって4年、SNSにどっぷり浸かった時期もあれば、今はマイクロブログ、TwitterとかTimelogで結構満足していたり、そんな感じなのです。それでいて、久しぶりに見ていてミクシィの機能の充実ぶりと、友人のアクティブ率を見ながら、ここもやはり欠かせないコミュニケーションツールだなぁと思ってみたり。

ただ、自分自身の考えてきたことを、ログとして振り返る場合、やはりこのブログだったりします。

最近、あちらこちらでウェブとマスメディアというようなお話をさせていただく機会があるのですが、そのときに振り返る場所、プレゼンシートに盛り込むネタは、やはりこのブログをさかのぼって探すことが多いです。それは、ミクシィ日記でもTwitterでもない、さらにはSBMのメモとかでもないことに気づきます。

ずっと前に、MPS(マス⇒パーソナル⇒ソーシャル)の法則 というエントリを書いたことがあります。メディアを大きく、対不特定多数としてのマス、対個人としてのパーソナル、 対特定集団としてのソーシャルと分けて考えると、それらはマス⇒パーソナル⇒ソーシャル⇒マスの順に進化していくという荒っぽい仮説です。

ブログはメディアとしてのポテンシャルはマスだけど、ほとんどの場合、限られた数人が読んではコメントやTBでつながるソーシャルの色合いが濃いメディアだと思います。ただ、「メディアの主体」から考えると、ここは「個」が強く主張されるメディアであり、自分から外に向かうベクトルと、自分に向かってくるベクトルが集積するパーソナルプラットフォームと考えることができるのかもしれません。だから、自分の考えてきたことを振り返るときにはブログを開くのでしょうか。

ということは、ブログで、急に毎日書き始めるとか、スキンが変るとかの変化があったときには、「個」の心境に大きな変化があったときかもしれません(笑)

という、回りくどいどうでもいいことを書き連ねましたが、このエントリを、何度目かの再出発宣言とさせていただきます。

Tags:

そろそろiPhoneを使ってみての感想を・・・

水曜日, 8 月 6th, 2008

7月11日に何とかiPhoneを入手し、約1ヶ月使ってみたわけですが、ここらで少し感想を書いておこうと思います。下のグラフは、テクノラティによる 「iPhone」出現度です。見事に発売からブロゴスフィアの興味が薄れていく様子が分かります。最近パケット定額の2段階性で少し盛り返しているようですが・・・

過去30日間に書かれた、iPhoneを含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「iPhone」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

ということで、まずよかったことから。
もともと、自分の周りのあらゆる情報を一元管理する道具として、スマートフォンやUMPCが欲しいという願望が強かったので、それは存分に満たされました。特にモバイルとPCが常に同期されているのは、何かと使い勝手がいいものです。

あと、実はiPodが欲しかったという、どうでもいいようなところで、メリットを感じたりしています。おかげで音楽に接する時間は増えました(笑)

次に、困ったこと。
まずは、何より「おさいふケータイ」が使えないこと。特に、出張の多い私にとっては、フライト、東京でのJR、地下鉄とフル稼働していたものだから、いざなくなると本当に困ります。真剣に、飛行機のチェックインってどうしてたっけ?と悩んだ挙句、ANAのマイレージカードを引っ張り出すは、羽田の京急の駅員にパスモの買い方を聞くはで散々でした。

それと、仕事柄携帯サイトの確認ができないのが辛いところです。スレイプニルとかでユーザーエージェントを変えて閲覧したりするのですが、やはりリアリティがないというか・・・。

それと、動作が不安定なときがあり、フリーズしたときは焦りますね。今、電話がかかってきたらどうなるんだろ、とか。

といった感じで、著名な皆さんが発売前から評論されているように、良いところ、悪いところがあるのが現状です。でも、自分の日常が変ったこともあるので、影響としてはかなり大きかったのだと思います。

まずは、システム手帳を使わなくなりました(半分意図的に・・・ですが)。一日のうちPCに向かっている時間も長いので、常に同期できるスケジュール管理は便利です。私の場合、GoogleCalendar-Outlook-Mobileme-iPhoneという流れ(メーンは後半2つ)なので、MobleMeの不調を除けば快適です。また、GoogleContactと携帯の電話帳を一元化できることも大きいところです。

気になるフリーメモですが、デフォルトのメモツールを使って、そのままオンライン付箋サービス「lino」に貼り付けることで、随分便利に使いこなせています。ただ、お気に入りのオキナ製のリングノートは手放せませんが。

だらだらと書きましたが、月並みな結論を書くと・・・
ケータイコンテンツ依存度の高い人には、明らかに向いていないツールです。ただ、UMPCやPDAに電話機能、3G回線がついたと考えると、結構便利なツールではないでしょうか。あと、指紋、手垢が付いてもAppleは美しいと思える人には、買いでしょう(笑)

色々書きましたが、私はかなり満足しています。もう少し安定すればMobileMeもお買い上げの予定です。

Tags: ,

ブログパーツで「ハプニング」

火曜日, 6 月 24th, 2008

某有名ブロガーさんが設置していらっしゃるのをみて、私も貼ってみることにしました。
最近のブログパーツは、随分リッチに進化したものです。初期の「ブログペット」を貼り付けて「すげ~!」と感動していたのが3年半くらい前。この間のブログパーツの進化だけ追いかけても面白い傾向が見えてきそうな気がします。

それにしても、第3の兆候「死」の後、映画「ハプニング」のオフィシャルサイトにリダイレクトされてしまうのは、ちょっと、こらこらって感じです(笑)確かにハプニングなのかもしれませんが。

それにしても、公開日の7月26日に何が起こるのか、とても気になります。

と書かせてしまう辺りが、上手いマーケティング手法だなぁ。

Tags: